東久留米市は新宿から西へ直線距離で17km。武蔵野台地の中央部

東久留米市は新宿から西へ直線距離で17km。武蔵野台地の中央部にあり、明治時代は神奈川県に属していました。
都心部に比べ土の地面や緑が多い場所であり、数ヶ所の湧水から、伏流水が豊富に湧き出しています。そこから流れる落合川と南沢湧水群は、平成20年に環境省から『平成の名水百選』に選定され（東京都内で百選に選定された名水は当所のみです）、1日に約1万トンの湧水量があり、同、黒目川天神社内の湧水源とともに『東京の名湧水57選』としても選定されています。ホトケドジョウという名の環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種ⅠB類に指定されている貴重なドジョウが生息し、河川域では住宅街の軒先に、カワセミやサギも見かけられます。市内の中央部ではコカコーラ工場が豊富な伏流水を利用し、いろいろな飲料を製造しています（見学可）。

昭和30年代後半からは人口が急増し、ベットタウンとなっていきましたが、現在では多摩26市の中においても2番目に高い高齢化率となっています。
漫画家の手塚治虫氏は、生前、本市に在住していました。（ちなみに高橋留美子さんも在住していたことがあり、街の風景などは「めぞん一刻」の作品モデルとなっています。)

ところで、普段はあまり意識していないけれど、心の奥にあって好奇心をくすぐられる。そんな、ちょびっと、キラッとディープで気になるものってありますよね。

今回は、市内の南部、黒目川の湧水源の東側で住宅地に雑木や畑などが点在している小平市に隣接した場所を散策しましたが、さて、どんなものが見つかるでしょうか！あなたの好奇心を、ちょびっとディープにくすぐらせてください〜
そういえば、最近、雀の姿をあまり見かけませんが、なぜなのでしょう？でも、歩いているとかわいいセキレイや鳩、ムクドリ、ヒヨドリなどに出会います♪

西武新宿線・花小金井駅からバス15分